EXAMPLE DETAIL
製品導入例詳細
掃除のしやすい分解型ニーダー
2016/1/16 ニーダー
今回は、当社トーシンの強みである分解型ニーダーについてご紹介させていただきます。お客様から寄せられる「こんなことはできないか」というオーダーに応えた結果、トーシンでは掃除のしやすい分解型ニーダーをご提供しています。
分解型ニーダーは、清掃のしやすさがポイント
分解型ニーダーをご採用いただくお客様が使われる素材には、さまざまな種類があります。セラミック、研究用のゴム、顔料、人工骨、接着剤、金属粉末などが多くなっています。たとえば顔料やゴムはテストラボ用に使われます。最近はセラミックの引き合いが多くなっています。
こういった素材を混練されるお客様の悩みとして、ニーダーの清掃にお困りの方がおられます。なぜなら、研究の試験用に使う場合ですと、実にさまざま素材を混練するため、それが試験のたびごとに他の素材同士が混ざってしまい、正確な測定データが得られないからです。
特に、セラミックや金属粉末は精密機械に使われることが多いので、ニーダーで練った材料にゴミが入るとまったく使いものになりません。だからこそ、掃除しやすいトーシンの分解型のニーダーが必要になるのです。
トーシンの分解型ニーダーの強み
トーシンでご用意している分解型のニーダー製品はMDX型のバリエーションとなっています。容量もそれぞれ用意しており、3L、6L、10Lが中心となります。
一概にどのサイズが最適ということはありませんが、お客様からは他社よりもトーシン製のニーダーが最も使いやすいという多くのお客様から高い評価をいただいています。なぜなら、他社よりも分解しやすい構造で、掃除がしやすい設計をしているからです。
トーシン製の機械は、2本の羽根が内向きに回って素材を練ります。これは、モーターからの力を一カ所で受けるか2カ所で受けるかの違いです。当然、堅牢製で言えば2カ所で受ける方が丈夫ですが、羽根の中でも「受け」の部分のゴミがどうしても除去しにくくなります。
他社はほとんど2カ所受けですが、トーシンではブレードを片受け1カ所にしています。多くのメーカーでは両受けにしています。
堅牢性と掃除のしやすさを両立させることができたのは、やはり20年前以上にわたりに業界で初めて、掃除のしやすい片受け1カ所のニーダーを開発したという実績の中で、お客様の声を聞き、改良を続け積み上げてきた実績があるからだと思います。
掃除のしやすい分解型ニーダーを作るため
最近、精密素材のニーダーを探されているお客様が「掃除のしやすい分解型はありますか?」と聞いてこられます。ご購入にあたっては、当然ながら自社の素材を数社のニーダーに入れて試してからの決定となります。そういった過程を経て当社の商品を購入していただいているのです。
分解型ニーダーに関しては当社トーシンは先駆け的な存在としての自負もありますし、特に海外では高い評価をいただいています。今後もさらなるラインアップを増やしていきますので、「掃除のしやすい分解型ニーダーが欲しい」というお客様は、お気軽にぜひお問い合わせください。