製品導入例|株式会社トーシン

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製品導入例詳細

スクリュー押出機とプランジャー押出機の違い

2015/11/15押出機

今回は、トーシンの実績の中からスクリュー押出機とプランジャー押出機について書いてみたいと思います。押出しを検討中のお客様がスクリュー式とプランジャー式のどちらを選択するかで迷われるケースがあるので、今回はスクリュー押出機とプランジャー押出機の違いについて解説します。

効率や操作性ならスクリュー押出機

スクリュー押出機

弊社の両製品はいずれも、予備成型のための装置です。しかしその用途と目的、処理量などによって向き、不向きがあります。

まず、スクリュー式押出機についてですが、文字通りスクリューを使って回転しながら押し出す装置です。弊社のスクリュー式押出機はホッパー口が大きくとれる二軸構造になっております。その為材料を一括で大きな材料を受け入れる事ができます。

その投入口のタイプも材料にあわせて数種類のパターンがあります。またその一括投入する材料を定期的に供給する事によって連続生産が可能となります。つまり、連続生産向きです。

清掃重視ならプランジャー押出機

プランジャー押出機

これに対して、プランジャー押出機は、筒の中に入れた材料をピストンで押出す方式で、(ところてんのイメージです)これは一度材料を出し切ると次の材料を仕込む必要があります。

仕込み→押出→仕込み→押出といった手間がかかります。しかしその構造から、スクリュー式と違い内部の材料残りが少量ですみます。スクリュー式は先端のダイス部分とスクリュー自体に材料が残りますがプランジャー式は先端のダイスとピストンの間のほんの少ししか残量は残りません。

又装置の構造が簡単な為清掃も容易ですし、材料自体の発熱もおさえた形での押出も可能です。セラミック、医薬材用ゴム、熱硬化性樹脂、特殊ゴムなど付加価値の高いものに良く使用されます

装置表

以上、スクリュー押出機とプランジャー押出機の違いを書いてきました。素材や目的によって様々なご相談を承りますので、スクリュー押出機・プランジャー押出機についてはトーシンまでお気軽にご相談くださいませ。

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